きっかけは　伊藤みどり1

フィギュアスケートは、ものごころついたごろから、見ていた記憶が。。といってももちろんTV放映されていたもののみです。4年に1度の五輪、それと確か1979年ころから毎年開催されるようになったNHK杯。この少ないTV放映のみを頼りにしてました。我が家ではHNHK杯はもはや年中行事に。
(全日本選手権の放送は、愛媛はそのころTBS系ネット局がまだ無かったので放映されなかった。)

五十嵐文男や、佐野稔の現役時代も　なんかうっすらと覚えてます。。そういう歳なんでワタシ。佐野稔は、何かのエキシビションかアイスショーで　バックフリップとかしてたんですよ。(バックフリップは競技会では禁止ワザなんで、エキシならでゎの特別演目！)

1980年のレークプラシッド五輪の　渡部絵美だけは鮮明に覚えてます。そのころの渡部絵美＝全日本6連覇！日本女子フィギュアのアイドル！五輪メダルに手がとどくかも・・と騒がれていたが、結局ダブルアクセルを失敗して(たぶんしりもちついたはず。)　6位入賞どまり・・・。見ていてものすごくがっかりした記憶が。。

あ、それと、ビールマンスピンで有名の　デニス・ビールマンもこのときでした。(4位)

その後の(翌年か翌々年??)　NHK杯のエキシビションで、10歳の天才少女　伊藤みどりが特別出演というかたちで滑って　度肝ぬかれました。今でも頭に焼きついてます。
ブルー(むしろ水色)のコスチュームを着て、5種類の3回転ジャンプを7回も決めて、もちろんダブルアクセルも難なく！なんせぴょんぴょんよく飛ぶ！軽々飛ぶ！いとも簡単に楽しそうに飛ぶ！
ダブルアクセルを失敗して6位どまりだった渡部絵美をはるかにしのぐジャンプ技術！これは先が超楽しみだわ〜と、世代もほぼ・ほぼ同世代なので以後注目してました。

とゎいえ、そのころのフィギュアの情報源といったら、TV放映やニュース、新聞雑誌の記事のみ。まだビデオデッキも買えなかったころなので、数少ない記事をくまなくチェックするくらいしかなかったですねぇ。。

このごろの日本のフィギュア会って、男子も世界大会でもせいぜい9位とか10位とかばかりでパっとせずニュースにも記事にもほとんどならないくらいのレベルで、入賞すれば　ちょっと注目されていたくらいだったので、渡部絵美引退後は、マスコミも伊藤みどり一点張りでした。
(あのころは、伊藤みどりと2番手の女子選手とのレベルの差は歴然としていた)

つづく。