攻める

2004年9月3日 スポーツ
昨日のつづき。

メダルをねらったレース展開や戦術で 見事メダルを取ることは、もちろんすばらしい。

しかし、メダルには届かなかったが 見事なそして感動的なレース、試合、競技、たくさんあった。
自分の力をすべて出し切った充実した競技というものは、結果的にたとえメダルにつながらなかったとしても 見ている人たちに充分その充実感というものが伝わる。

男子のトライアスロンは 残念ながら最後のほうしか見なかったが、女子のトライアスロンもまた 積極果敢・見事な攻めのレース展開が繰り広げられていて とても面白かった。
4位になったベルギーのスメット選手の攻めのレースが印象的だった。

男子体操の 中野選手、種目別の段違い平行棒で、世界でほとんど誰もやらない降り技、ムーンサルトを ちゃんとやった。
着地1歩みだれて、メダルを逃した。でも中野選手は やっぱり晴れ晴れした表情だった。
解説者が「月面でなく、屈伸ダブルで着地を決めていれば、メダルを狙えたとおもうんですが。。」と言っていたが、月面着地にこだわってアテネの出場権を獲得しただろうから、
月面着地にトライしない中野選手は、私も見たくなかっただろう。

攻めの姿勢、いいもんだ!!

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