昨夜のTV見て、感動した!
五輪の「砲丸投げ」の砲丸
これを作る日本の職人さんの話です。

◇◇◇
・砲丸は、数種の金属の合金なのでその比重のちがいから鋳型に入れて作って冷めるときに、どうしても重心がずれる。

・その重心を ド真ん中にするためには、削って球体にするときに削るときの「音」と触った「感触」でだけ判断。

・何年か前に 砲丸の製品基準が 細かくなった。

・以前に比べ、他国のメーカーの砲丸は 不良品が続出。

・日本の、その職人(辻谷工業の社長)さんが作った砲丸は 極めて正確 !

・正確なので、飛ぶときのブレが少なく、よく飛ぶ。

・過去のメダリストの使用した砲丸は、この日本の職人さんが食った砲丸が多数!(使用する砲丸は会場に何種類か用意され、それを投げる前に選手が選択できる)

・五輪選手は、こぞってその砲丸を使用。

・砲丸を削るときは、その音に全神経を集中さすために まわりが寝静まった深夜に行っている
・そんなにまでしても、納入価格は 1コ8000円弱ほど

今回日本人は、この競技の出場者なしだが、
メイドinジャパンのこの砲丸は、今回の五輪の金銀銅を独占したという内容です。

「選手は、そのそのとき取れるメダルいうたら 金か銀か銅どれかひとつしか取れないが、ワシは 金銀銅全て獲得した気分になれてうれしい。」と職人(辻谷工業社長)が語っていた。

あ〜、職人冥利に尽きるとは このことだなぁ。

コメント