鑑賞用。

2003年11月1日 音楽
まるで絵画集のごとく。

先日、SNEがうちに遊びにきて、我が家のデジピをいじっていて、ふとドビュッシーの楽譜を見つけてひとこと。
「これらの楽譜、まっさらやん!」
(^-^;エヘヘヘヘ.
だから、楽譜持ってるだけで弾けないの。(笑)
弾かないから、折り目とかつかず、キレイなの。
ドビュッシーの楽譜は完璧に鑑賞用です。

ワタシテキには、特に前奏曲集1、2においては、
「絵」でも見ているカンジなんです。

連弾じゃないのに、、独りで右手と左手で弾くハズなのに、なぜか3段譜。
♯が6つもつく調、(変ト長調)なのに、おびただしい量の臨時記号、しかもダブル♭・ダブル♯がいっぱい。
というか、長調とか短調の域ではナイ、不協和音っぽい、独特の響き。。。
果たして拍子があるのかないのか、装飾音符の嵐。

あ、先日の「トリビア」で 音楽にはウンポーコという記号がある いうのをやってましたが、非常に珍しい音楽用語いうことで、
え?そうなんですか ?珍しいんで・・?
Un Poco・・「やや少し」 という意味、、までは認識なかったんですが、
ウンポーコ、なにげに耳おぼえある。。、、?
あ、(中・高校と6年間ブラス所属←私)ブラスの顧問の先生がよく言っていたような…いないような(あいまい)

で、ドビュッシーの楽譜には、Un系の言葉もそこそこ出てきますゎ。
un peu anime アン・プゥ・アニメ  少し生き生きと・・
…私も少し生き生きしなきゃ。。。(^-^;

あと、やたら目に付くのが
Cedez セデ  だんだん遅く。。
…私の人生もなんだか遅れぎみ。
その他、いかにもフランスっぽい語句がずらずら並んでて、ベートーベンとかバッハとは明らかに違う雰囲気をかもしだしてます。

やはり、音楽の画家 ドビュッシー。

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