当時(約30年前)足踏みミシンから電動ミシンへの買い替えまっさかりの時代で、
そのころの最新ミシンといえば、
自動でボタンホールも縫えるし
模様パターンの独特の「カム」を挿入すれば
お星さまだの、お花だのチューリップだのの模様縫いができる画期的なものだった。

母やすこはそういった電動がミシン欲しいと思い○ャノメの販売店へ行った。
そこの店員さん(女性)と出里が同じということで意気投合し、
もともと母やすこはその頃「リボンフラワー」作ったり教えたり
着物を仕立てたり着付け教えたりしてたので
その空き時間にミシン屋でバイトしない?って言われてやりはじめたらしい。
そのころの母やすこは実にパワフルで・うちら3人を食わす為に
必至でいろんなことで金を稼いでおった。
ミシン屋での主な仕事は ミシン購入者の所へ行って詳しい使い方等を教えたり、
店頭でもミシンの楽しい使い方等を紹介する今で言う・デモンストレーター。
そんなこんなで我が家には姉二人分の合計3台・高級ミシンが購入できたワケであった。

その高級ミシン、今も我が家にあるのだが
今となってはかなり重くて・押入れの中に入ったまま…
もう10年くらい使ってないかも。
現在は(着物を買ったら付いてきた)小さくて軽いお手軽ミシンばっかり使っていた。
そのお手軽ミシンも、先日ネックウォーマーを縫おうとしたら
モーターが「ジー・ジー」というたまま動かなくなっていた。
(ネックウォーマーは手縫いするハメに。)
タイミングよく、○○ミシン の広告が入っていた…
「ほぉぉ〜1万円ソコソコであるじゃん。。。自動糸通しだってよ。」
お店の人も コレおすすめです、普通に使うならコレで結構いろいろ縫えます。
デニムの裾あげもできますか?
ハイできますよ。
 ほぉぉぉぉ!

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